ママ友との上手な付き合い方は?失敗する原因や要注意なママ友も解説
執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)
最終更新日 2023年07月28日
「ママ友付き合いがしんどい...」
「ママ友と上手に付き合う方法が知りたい!」
ママ友は子育ての悩みを共有し相談できる大切な存在です。
しかし、いざママ友と仲良くなると予想と違いストレスを感じる方も多いのではないでしょうか?
今回はママ友との上手な付き合い方について、失敗する原因や要注意なママ友も解説します。
ママ友との付き合いが上手くいかず悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ママ友付き合いで失敗する原因
ママ友付き合いで失敗する原因として以下3つが挙げられます。
・距離感が適切でない
・価値観の違い
・気疲れしてしまう
ママ友付き合いでは、上記ポイントで失敗しないよう注意しましょう。
距離感が適切でない
ママ友との付き合い方で問題となるのが距離感です。
適度な距離感を保ちたかったものの、ママ友と仲良くなるうちに距離が近くなりすぎて人間関係に疲れてしまうケースがあります。
最初は仲良くなれて嬉しくても、休日など必要以上にママ友といる時間が長くなれば家庭との両立が難しくなるでしょう。
距離感が適切でないとママ友との付き合いで大きなストレスを抱えてしまいます。
価値観の違い
価値観の違いもママ友付き合いで失敗する要因の1つです。
価値観が異なるママ友と上手くコミュニケーションを取るには、ある程度相手に歩み寄る必要があります。
しかし、年齢・職業などが異なる人が集まるため、中には価値観が合わないママ友もいるでしょう。
価値観が異なれば話す話題がないなど、ママ友ともの関係構築が上手く行かないケースが多いです。
気疲れしてしまう
ママ友が上手く行かない原因として、気疲れが挙げられます。
ママ友と仲良くなる内に「このママ友に嫌われたら子供達の関係に悪影響が出るのでは?」など不安が募り、ママ友から無理に好かれようとする場合もあるでしょう。
ママ友と「仲良くしなければならない」という義務感から生まれる関係では、気疲れしてしまい関係自体に支障をきたす可能性もあります。
【参考情報】就労する母親の「ママ友」関係の形成と展開
【関連記事】小学校受験で落ちる親の特徴は?受かる親の共通点なども解説!
ママ友との上手な付き合い方
ママ友との上手な付き合い方として、以下の5つが挙げられます。
・子どもありきの関係だと割り切る
・褒め上手になる
・家庭の事情に口出ししない
・聴き上手になる
・悪口を言わない
ママ友と付き合う際は、上記ポイントを意識して付き合いましょう。
子どもありきの関係だと割り切る
ママ友とは子どもありきの関係と割り切り、適度な距離感を保ちましょう。
ママ友は子どもという共通点で成り立つ関係であり、自分と気が合う友達関係とは異なります。
そのため、相性が合う場合もあれば、考え方が合わないママ友もいるでしょう。
ママ友と付き合う場合は適度な距離感を保ちつつ、「相性が合えばもうけもの」など気軽に考えて関係性を維持した方が良いでしょう。
褒め上手になる
褒め上手になることもママ友と付き合う上で意識したいポイントです。
人間は褒められると素直に嬉しいもので、ママ友に限らず多くの人間関係で褒め上手はプラスに働きます。
人間は褒められると自分を認めてもらえたと感じ、相手に好意を抱くからです。
具体的には以下のような言葉を会話の中で自然に相手に伝えましょう。
「いつも〇〇さんはおしゃれだね。」
「〇〇くんが泣いている子に駆け寄って励ましてたよ。感動しちゃった。」
「〇〇ちゃんのパパって優しそうで素敵だね」
ママ友のことはもちろん、ママ友の子どもやパパに関しても良い点は素直に褒めてあげましょう。
家庭の事情に口出ししない
家庭の事情に口出ししないことも、ママ友関係を成功させるポイントです。
特にママ友の子育て事情は非常にデリケートな部分で、多くのママは自分の子育てに関して不安を抱えています。
そのため、子育てに関して口出ししてしまうとママ友が深く傷つき、関係に支障が出てしまいます。
ママ友関係を上手く築いている人は、相手の家庭事情に深く触れていません。
相手にアドバイスを求められた時は別ですが、何も聞かれていないのに口出しするのはNGです。
聴き上手になる
ママ友と上手に付き合うには、聴き上手になることも重要です。
ママ友に限らず、人間は誰しも自分の話を聴いてほしいと思っています。
ママ友と上手に付き合っている人の共通点として、自分の話よりも相手の話を聴く割合が多い点が挙げられます。
ママ友との会話では話を聴く割合を増やし、聴き終わった後は否定やダメ出しなどはせず、「大変だね」や「そうなんだ」など相手の話を受け入れるのがおすすめです。
悪口を言わない
ママ友との会話では悪口を言わないようにしましょう。
ママ友との会話で他のママの悪口を出してしまうと、その場にいたママは「私も同じことを言われているんじゃないか」と疑心暗鬼になってしまい、コミュニケーションを取りづらくなってしまいます。
その結果、「あの人とは関わらない方がいい」とママ友から距離を置かれてしまうでしょう。
ママ友との会話ではネガティブな話題は出さず、ポジティブな話題を心がけましょう。
【参考情報】子育て期における友人関係の葛藤
【関連記事】義母を嫌いになるのはなぜ?うまく付き合うための4つの方法
気をつけたいママ友の特徴と対策
ここでは気をつけたいママ友の特徴と対策について、以下の3タイプを解説します。
・相手を支配してくる
・自慢やアピールが多い
・差別的な発言や行動が多い
上記のママ友がいれば、適度な距離感を保ちましょう。
相手を支配してくる
相手を支配してくるタイプのママ友には要注意です。
例えば、ママ友たちの集まりを勝手に仕切ってくるタイプのママが該当します。
噂話が好きだったり、やたらと情報通な人に多いタイプです。
相手を支配してくるタイプのママ友と関わると、ありもしないことを言いふらすなど思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
集団内でやたらと仕切りたがるママがいれば、そのママがいる場には行かないなど適度に距離をおくようにしましょう。
自慢やアピールが多い
自慢やアピールが多いママ友も要注意です。
特に相手よりも自分が優れているなど「マウンティング」をしてくるママ友と関われば、精神的に疲弊してしまうでしょう。
自慢やアピールの話題としては子どもの成績や夫の学歴などが挙げられます。
もし自慢話やアピールが多いママ友に出会った場合はなるべく会う頻度を少なくし、当たり障りのない話題で会話するのがおすすめです。
差別的な発言や行動が多い
差別的な発言や行動が多いママ友も注意が必要です。
例えば、身につけている衣服やバッグのブランドで差別をし、ママ友内で勝手に序列を作ってしまうケースなどが挙げられるでしょう。
差別の対象となるものは子供の学力や夫の収入など多岐に渡ります。
こうしたママ友にターゲットにされると、ママ友との関係がギクシャクしてしまいます。
差別的な発言や行動が多いママ友に出会った場合、なるべく複数のコミュニティに属して逃げ道を作っておいた方が良いでしょう。
【関連記事】夫婦で教育方針が合わない場合の考え方
適度な関係性が大事
ママ友は通常の友達関係とは違い、相性の合わない人とも関わるケースがあるため、付き合い方に気をつける必要があります。
ママ友とは適度な距離感を保ちつつ、適度に褒めるなど会話を無難に進めるのがおすすめです。
ママ友関係を良好にできれば楽しい日々を送り、子供にいい影響を与えられるでしょう。
今回の内容を参考にママ友と良好な関係を築きましょう。
幼児教室ひまわりでは、お子さまの脳を鍛える具体的な方法や難関中学に合格するための勉強法などを、オンライン講座やメールマガジンで公開しています。
もっと深く学びたいという方は、ぜひ私たちのメールマガジンにご登録ください。