義母を嫌いになるのはなぜ?うまく付き合うための4つの方法
執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)
最終更新日 2023年06月29日
結婚後によくある悩みとして「義母との関係がうまくいかない」が挙げられます。
結婚後は夫婦だけでなく、その両親ともうまく付き合っていかなければなりません。
しかし、義母に夫婦関係のことを口出しされるなど口論になり、義母との関係がうまくいかないと感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は義母を嫌いになる原因から対処法まで解説します。
義母との関係がうまくいかずに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
義母に関わりたくない!嫌いになる原因とは?
義母を嫌いになる理由として、以下の理由が挙げられます。
・金銭トラブル
・常に嫌味を言われる
・夫婦生活に口出ししてくる
・常に監視されている
思い当たる理由があれば、それぞれ適切に対処していきましょう。
金銭トラブル
義母を嫌いになり関係が悪化する要因として「金銭トラブル」が挙げられます。
その中でも、よくあるケースが「義母が金銭を要求してくる」ことです。
例えば、義母が毎月の仕送りを要求してくるケースや、子どもの養育費として出したお金の返済を要求するケースがあります。
このように金銭的な要求を義母から受け、頭を悩ませるケースが多いです。
義母から金銭を要求された場合は、夫を通して対応した方が良いでしょう。
常に嫌味を言われる
会うたびに嫌味を言われることも、義母を嫌いになる理由として挙げられます。
子どもや夫婦生活のみならず、パートナーの学歴など個人的な問題に対して嫌味を言ってくるケースもあります。
会うたびに嫌味を言われることで、義母に会いたくない気持ちが強くなり、良好な関係を築くのが難しくなってしまうでしょう。
嫌味を言われる場合は、上手く受け流すことやストレス発散を上手に行うなどの対策が必要です。
夫婦生活に口出ししてくる
義母を嫌いになる理由として、「夫婦生活に口を出される」ことも挙げられるでしょう。
義母は人生経験が長いことから、あらゆる場面で口出ししてくるケースがあります。
参考になるアドバイスもありますが、育児などは昔と今で異なるケースも多く、「それは違うのでは?」と疑問を抱くケースもあるでしょう。
また、義母と同居している場合、常に口出しされてストレスを抱えてしまう人もいます。
過剰に口出しをされる場合は、夫に相談した方が良いでしょう。
常に監視されている
同居することにより、「常に監視されている」と感じストレスを抱えて義母が嫌いになるケースもあります。
例えば、外出するたび玄関に出てくるなど、義母が過剰に反応をし監視されている気持ちになることで気疲れするなどのケースが多いようです。
義母と同居してから関係が悪化するケースも非常に多いため、結婚相手のご両親との同居は慎重に考えた方が良いでしょう。
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義母とうまく付き合うための4つの方法
義母と上手く付き合い良好な関係を保つ方法として、以下が挙げられます。
・相手の言動を上手く受け流す
・適切な距離感を保つ
・義母の良い点を見つける
・夫に相談し仲介してもらう
上記の方法で、義母と上手く付き合ってくださいね。
相手の言動を上手く受け流す
義母と接する時は、相手の言動を上手く受け流すようにしましょう。
多くの方が義母を嫌いになる理由は「義母の嫌味や口出し」です。
家事や夫婦関係にいちいち口出しされると、ストレスが蓄積し義母嫌いが悪化して関係はどんどん悪くなってしまいます。
義母と話し合いの場を設けて解決できれば良いですが、話しが進まず一向に解決しないこともあるでしょう。
無理やり話し合いの場を設けても解決が難しいため、義母の発言を上手くスルーするのがおすすめです。
義母から口出しされた時に「そうなんですね。」など適当な相槌を打ち続ければ、精神的な負荷も少なくなる上相手も執拗に口出しして来なくなります。
義母の口出しにイライラする場合は、相槌などで上手く受け流しましょう。
適切な距離感を保つ
適切な距離感を保つことも、義母との関係を良好に保つ上で大切です。
義母に頻繁に会えば、それだけ口出しされる回数も多くなるため、会う頻度は考えた方が良いでしょう。
例えば、年末年始やお盆など長期休暇の度に義母のいる実家に帰省している場合は、以下のように行く回数を減らす対策が必要です。
・夫だけ実家に帰省する
・法事の時だけなど最低限の機会に抑える
頻繁に実家に帰省すれば、それだけで気疲れしやすくなるでしょう。
義母と接触する機会を最低限に抑えることで、義母嫌いになりにくく、結果として義母と良好な関係を保てます。
義母の良い点を見つける
義母の良い点に目を向けることも重要です。
義母のことが嫌いであっても、会うことで自分にメリットがあれば、ある程度割り切れます。
例えば、義母に会うことで子どもを可愛がってもらえるなら、子どもの成長にとってプラスになるでしょう。
義母の良い点を見つけられれば、「良い関係を保つ意味がある」と考えられ、義母嫌いが悪化することも少なくなります。
夫に相談し仲介してもらう
義母の口出しがあまりにも多く、生活に支障が出るようであれば、夫に相談し仲介してもらいましょう。
義母の口出しが辛いことを正直に夫へ打ち明けるのがおすすめです。
ただし、夫に相談する際は義母の悪口をただ言うだけにならないよう注意しましょう。
具体的にどのような点にストレスを感じており、どうして欲しいかを明確に夫へ伝えます。
また、夫に義母との仲裁を頼む場合は、自分だけの不満と思われないよう「夫婦で抱いている不満」として伝えてもらうことが大切です。
もし夫の協力を得るのが難しいようであれば、なるべく義母との接触頻度を少なくできるよう協力してもらいましょう。
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義母嫌いのストレスを溜めない方法
義母が嫌いでも、法事などで必ず会う機会は訪れます。
そんな時のために、義母嫌いのストレスを溜めない方法について以下2つを紹介します。
・良いパートナーに見られようとしない
・相手に期待しない
良いパートナーに見られようとしない
義母と会った時にストレスとなる原因として「 良いパートナーに見られようとしない」ことが挙げられます。
義母の言動にイラついてしまうのは「完璧な妻の姿を見せよう」と頑張りすぎている可能性もあります。
逆に義母との関係を良好に保っている人たちは、良いパートナーに見られようとと思っていません。
義母にいい姿を見せようと意識せず、できないことはできないと夫や義母に打ち開ければ肩の力が抜け、義母との関係が楽になります。
最低限の礼儀やマナーはわきまえつつも、完璧な妻の姿を見せようとせず気楽に構えれば、ストレスを大きく減らせるでしょう。
相手に期待しない
義母と会う時は「相手に期待しない」ことも大切です。
人間関係のストレスは「これぐらいはできるだろう」など相手に期待することから生じます。
義母との関係も同様で、義母に対する過剰な期待があると、その期待を下回った時に大きな苛立ちを生み出してしまいます。
「優しい義母」など義母に対する理想像を捨てることで、義母の発言にもイライラしなくなり、ストレスを抱えることが少なくなるでしょう。
【参考情報】祖父母の世代間調整役割に関する考察
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義母との関係を良好に保つ
義母との関係は結婚後の悩みとしてよく挙げられ、義母嫌いになる方も少なくありません。
発言を上手く受け流し、適切な距離感を保つことで、義母との関係を良好に保ちましょう。
良いパートナーの姿を見せようと頑張ったり、相手に期待したりすることでストレスも増大してしまいます。
今回の内容を参考に、義母と上手に付き合い豊かな結婚生活を送ってください。
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