そろばんの上達法が知りたい!効果的な練習法や上達法などを紹介

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そろばんの上達法が知りたい!効果的な練習法や上達法などを紹介

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2023年05月31日

そろばんが上達するためには何をすればいいのでしょう。ただやみくもに練習するだけで本当に上達するのでしょうか。

もしかすると、効率的な上達法やスピードアップさせる上達法などがあるのかもしれません。

こちらのページでは、そろばんの効果的な上達法や練習方法、上達する子・上達しない子の特徴についてなど、さまざまな角度から解説します。

そろばんが上達する子と上達しない子、違いは何?
そろばん上達1

当教室に通っている子どもたちが他に習っている習い事や、保護者の方が昔習っていた習い事によく登場する「そろばん」。

長い歴史がある習い事である上に、令和になった現代でも通う子どもが多い習い事ではないでしょうか。

しかし、そろばんを習いはじめてはみたものの、思うように上達できず苦戦しているという声もよく耳にします。

そろばんを習いはじめたものの、一向に上達せず辞めてしまいそうだから「上達法を教えてほしい」といった相談を保護者から受けることもあるぐらいです。

そろばんを習いはじめたあと、上達する子と上達しない子にはなにか違いがあるのでしょう。

違い1:努力

そろばんは基礎練習の積み重ねが最も重要視されます。
つまりそろばん上達法は、そろばんに対し努力ができるかどうかではないでしょうか。

同じそろばん教室に通っていても、毎回基礎練習や演習をコツコツできる子と、なんとなくやっている子では上達の具合には雲泥の差が生じます。

また、そろばん教室だけで一生懸命やっていても、自宅などでの練習をする子・しない子でもそろばんに対する習熟度はかなり差が開いてしまうかもしれません。

繰り返し練習を行なうことや基礎練習をおろそかにしないことこそが、そろばんを習得するためにもっとも効率がいい上達法なのです。

違い2:競争心

競争心が強いとか負けず嫌いであるなど、これらの要素はそろばんの上達法として必要不可欠ではないかと考えられます。

そろばんでは、計算を解くスピードや正答率が重要になるため、練習の一環として教室内の仲間内での競争を上達法として繰り返し行います。

これは段位を取得するための検定試験でも同様です。

誰かと競争することが楽しい、誰かに・自分に負けたくないと思える子は、そろばん上達へとつながっていくのではないでしょうか。

周りと切磋琢磨し、勝ったり負けたりすることも、そろばん上達法には必要なことなのです。

違い3:集中力

集中力が高い子は、必然的にそろばんも上達しやすい傾向にあります。

しかし、集中力が低いからそろばんに向いていないというわけでもありません。

なぜなら、そろばんには集中力を高める効果があるからです。つまりそろばんを上達させるために必要な要素となる「集中力」は、そろばんを継続することで補える可能性もあるからです。

ですから、集中力がないからうちの子にそろばんは向かないと、安易にあきらめる必要はありません。あくまでも上達しにくい原因の1つかもしれないと考えるといいでしょう。

【関連記事】そろばんは算数の力を高めることができるのか?

そろばんが上達しないスランプに陥る原因
そろばん上達2

そろばんを習っていても上達しなくなったり、上達スピードが遅くなったりなど、スランプに陥ってしまう理由にはどのような理由があるのでしょう。

基礎練習、基礎的な練習問題ができていない
そろばんの上達法としては、基本に立ち返り、基礎練習を徹底的に行なう上達法が重要です。

そうすることで、取りこぼしていたり習得しきれていなかったりする部分が見つかる可能性もあります。

焦って難しい問題に挑戦したくなるかもしれませんが、基本的にオススメできません。

なぜなら、そろばんでは、応用計算などの一部の特殊計算を覗いて、先取り学習はあまり意味がないからです。

効率よく効果的な練習を行なうためにも、基本と基礎を徹底におこなう上達法に取り組みましょう。

指使いや姿勢が乱れている

そろばんの上達法として、そろばんの玉を弾くときの指使いや、正しい姿勢も意識していきましょう。

スピードや正確性が求められるものですので、些細な崩れが足を引っ張ってしまいかねません。

正しい指使いができるからこそ、計算スピードアップにつながります。自己流の指使いや手の置き方になっていないか注意しましょう。

そろばんの上達法として欠かせないのは姿勢です。両手の位置や鉛筆の使い方にも基本があります。

普段から正しい姿勢を意識することで、計算の効率や素早さは格段にアップしていくでしょう。

見取り算・見取り暗算が苦手

そろばんを使い計算する「見取り算」。
そろばんを使わず、頭の中でそろばんを想像しながら計算する「見取り暗算」。
どちらも壁にぶつかりやすいようです。

見取り算上達のコツは、スピードを落とさずに問題を解き続けることです。
間違っても構わないので、スピードを落とさないことを意識しましょう。

声に出して練習する方法も上達に効果がありますので、家庭での練習時に、読み上げ暗算を取り入れてみてください。

見取り暗算上達のコツは、頭の中にそろばんをしっかりイメージすることです。
机の上や空中にそろばんがあるとイメージしながら指を動かしていきましょう。

スピード重視ではなく、そろばんが頭の中にイメージできるようになることが先決です。
焦らず練習を重ねていきましょう。

【関連記事】公文式とそろばんの比較:計算が早くなるのはどっち?

そろばんの効果的な練習やコツ、上達法3選
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そろばんの効果的な練習やコツなどの上達法を3つ紹介します。

上達法1:とにかく毎日練習する

週に2〜3回のそろばん教室の練習だけではなく、自宅などで1日10分程度でもいいので練習を欠かさないようにしましょう。

難しい問題でなく簡単な基礎練習でいいので、習慣化していけるよう保護者の方もサポートしてあげてください。

上達法2:アプリで手軽に練習

見取り暗算のように、そろばんがなくてもできる練習方法があります。

同様に、パソコンやスマホなどで使えるそろばんアプリなどを用い、手軽に空いた時間を使って効率よく学習を継続していきましょう。

上達法3:保護者が子どものモチベーションアップと維持を!

保護者からの声かけや関わることも大切です。
「やればできる」と励ます、できなくても頑張ったことを評価する、できればしっかりと褒める。

このような保護者の関わりこそが子どものスキルアップには必要不可欠なのです。

【関連記事】小学生の算数の勉強法・・・まずこれから始めよう!

そろばんの上達法は難しくない!
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そろばんを習いはじめたはいいが、壁にぶつかってしまっている。
一定ラインから成長が見えなくなってしまった。そのようなことは誰にでも起こるものです。

そのような場合に、どのように対処するかが今後に大きく影響します。

そろばんの上達法は、どれも決して難しいものではありません。
ですから、壁にぶつかったときほど紹介したそろばんの上達法を意識してみてください。

壁にぶつかって苦しいときほど、保護者の協力が必要不可欠であることを思い出してください。
褒める・励ますことは、子どもたちとの今後の関係性にもいい影響をもたらすことでしょう。

可能であれば保護者が一緒にそろばんをやって競争してみたり、アプリで一緒に遊んだりしながら学ぶこともオススメです。

そろばんの伸び悩み期は子どもだけに任せるのではなく、保護者も積極的に関わる・声がけをする。これこそ究極のそろばん上達法かもしれませんね。

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