インターナショナルスクールの特徴と学費について

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インターナショナルスクールの特徴と学費について

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年10月14日

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インターナショナルスクールは、日本の学校とは仕組みが違うために不明点が多く、学費が高そうな印象があると思います。

ただ近年では、お子さんの将来を考えると、インターナショナルスクールへ通わせた方がいいかと悩む親御さんは多いです。

そこでこちらのページでは、インターナショナルスクールの特徴や学費をご紹介いたします。

インターナショナルスクールの特徴
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インターナショナルスクールとはどんな学校なのか?
インターナショナルスクールの特徴を以下の3つに分けて詳しく説明していきます。

・入学条件
・特徴
・将来性

1つずつ確認していきましょう。

入学条件:子供の国籍・子供と保護者の英語力

インターナショナルスクールへの入学条件はスクールにより違いますが、子供の国籍と英語力、そして保護者の英語力も求められる場合があります。

子供の国籍を入学条件に入れているスクールでは、日本人児童をクラスの10%〜30%に調整するケースがあるとのこと。

インターナショナルスクールの授業は英語で進められるため、入学条件に児童の英語力を求められるスクールが多いです。

そのため、英語力が身に付いているか、面接や筆記試験でチェックされる場合があります。

また、スクールと家庭の連絡が英語のやり取りで問題なく行われるよう、保護者の英語力も求められる場合があります。

まれに保護者の海外滞在経験を入学条件にしているスクールもあるようですので、入学条件はよく確認しましょう。

子供同様に面接などで英語力をチェックされるスクールもあるため、保護者も入学前に準備が必要になるかもしれません。

特徴:少人数授業、ディスカッションが多い

インターナショナルスクールの特徴は、多くのスクールが少人数制の授業を行っています。

帰国子女や様々な国の児童がいるため個々の学力の差があり、一人ひとりへの対応が必要とされているからです。

習熟レベルに合わせてクラス分けされていたり、個別指導を行っていたりとフォローが手厚いスクールが多いです。

また、プレゼンやディスカッションが多いために、自分の意見を伝える力が養える教育システムとなっています。

インターナショナルスクールでは、生徒同士が発言し合う参加型授業が主流となっているため、ディスカッションが得意な子に育ちます。

日本人が苦手としている分野であるため、意見を伝える力を養うことを目的に入学させる親御さんも多いようです。

将来性:英語力アップ、海外の大学受験に有利

英語力が身に付き、様々な国の子供たちとの交流ができるため、人生の選択肢が増えます。

海外へ行くとなった場合に、抵抗なく英語圏の場所へ飛び立てるのは、武器となるはず。

また、英語力が身につくと海外の大学受験に有利となっています。

幼い頃から英語でのコミュニケーションが取れる環境に、身を置くことによるメリットは沢山あります。

いずれは家族で海外移住を考えていたり、わが子には海外で働いてほしいと考えている場合にも、インターナショナルスクールに通うことは良いと思います。

インターナショナルスクールの学費
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それでは次に、インターナショナルスクールの学費の詳細を、

・入学前
・入学時
・在学時

の3つに分けて説明していきます。

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入学前:平均100万円〜200万円

まず、インターナショナルスクールに入学する前には、幼児期に英語保育園(プリスクール)に通う必要があります。

保育料は月額で8万円〜16万円程度のため、年間保育料は100万円〜200万円程度です。

一般的な幼稚園は月額2万円〜3万円程度のため、英語保育園(プリスクール)は4倍〜5倍程度の差があります。

高校を例に、公立学校や私立学校と比較すると以下のようになります。

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2019年10月から、一般的な幼稚園は国の施策により授業料が無償化になりました。

それに伴い、保育の必要性が認められた場合には、英語保育園(プリスクール)でも月額3万7000円の補助金が支給されるようになったため、条件に該当するか確認しましょう。

また、受験料は、2万円〜5万円程度です。

・英語保育園(プリスクール) 年間保育料 100万円〜200万円程度
・受験料 2万円〜5万円程度

入学時:平均200万円〜400万円

次に、入学時には、入学金と授業料等で150万円〜500万円程度がかかります。

インターナショナルスクールの入学金は、20万円〜50万円程度です。
授業料は、納付が学期ごとや半年ごと、1年毎などスクールにより違います。

施設使用料や教材費等も一括で支払う場合もあるため、入学時には400万円以上かかる場合もあるでしょう。

・入学金 20万円〜50万円程度
・授業料 100万円〜250万円程度
・施設利用料 20万円〜50万円程度
・教材費 20万円〜50万円程度
・施設充実費や協力金など 5万円から20万円程度
・保護者会費 2万円〜5万円程度

在学時:平均150万円〜500万円

進級した翌年度からは、入学時と同様に授業料と施設利用料や教材費がかかり、その他にスクールバス利用料や給食代などがかかるようになります。

インターナショナルスクールの学費は、在学時には年間150万円〜400万円程度とかなり高額です。

また、サマースクールや寄付金などもかかる場合もあります。

スクールバス利用料は、スクールによって費用の差が大きいので、よく確認しましょう。

日本の公立学校に通う場合は、教科書の無料配布や、自治体によっては給食費の免除等がありますが、インターナショナルスクールは義務教育ではないとされ助成金等がないため、費用を支払う項目が多くなるのです。

・授業料 100万円〜250万円程度
・施設利用料 20万円〜50万円程度
・教材費 20万円〜50万円程度
・給食代 10万円〜35万円程度
・スクールバス利用料 60万円〜500万円程度

【参考情報】Columbia International School

インターナショナルスクールはわが子を賢くさせるための選択肢の1つ
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インターナショナルスクールの最大の魅力は、英語力が身に付き、将来の可能性が広がることと
言えます。

学費は高いですが、インターナショナルスクールでなけれれば経験できない国際的な環境が整えられています。

幼児教育無償化制度や就学支援金支給制度などの国や自治体の支援制度を利用すると、学費をおさえられることもできます。
今後、さらに支援制度が整っていく可能性もあります。

インターナショナルスクールは、わが子を賢くさせるための選択肢の1つとして、お考えいただくのも良いと思います。

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