中学受験の問題集の選び方、使い方

お子さんを医者にするために役立つ情報

中学受験の問題集の選び方と使い方・・・ここが重要!

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年10月11日

幼児教室ひまわりでは、子供を医学部や灘中学に合格させた親が講師となり、子供を医者にしたり、トップレベルの学歴を目指すための早期教育のやり方(主に11歳まで)を指導しています。

また、塾長の私も灘中学、大阪大学医学部を卒業した経験を持っているので、その体験をもとに教育法をアドバイスしています。
(私たちの教室の講師陣はこちらのページでご紹介しています。)

子供が医者になるためには、難関中学校に合格するのが1つの通過点になります。
中学受験の世界では、お子さんにあった正しい問題集を選択し、それを正しく使いこなすことが大変重要です。

問題集

問題集の選択を誤ってしまうと、学力がつかないばかりか、逆に勉強が嫌になってしまうリスクもあるので注意が必要です。
そこで、このページでは実際に灘中学に合格した私の体験から、お子さんの学力を一気にアップさせ、中学受験に成功するための問題集の選び方や使い方についてご紹介します。

このページでご紹介している方法に基づけば、まず失敗はないと言えるでしょう。


中学受験の問題集の選び方 3つのポイント
子供がやる気になる問題集

まず、中学受験の勉強を進めて行く際には、進学塾のテキストをベースにしていきます。
つまり、塾から与えられる問題集が、最適な教材となります。
予習をするのではなく、塾で教えてもらった内容を徹底的に復習する目的で、問題集を活用していきます。

状況的に不利なので基本的にオススメしませんが、自宅学習で中学受験を進める場合は以下の基準で問題集を選んでみてください。
また、「余った時間を使って苦手分野を克服したい」という場合も、自分で問題集を選ぶこと必要があります。
お子さんの学力をつけてくれる中学受験の問題集は、以下の3つの基準で選択すると良いと思います。


選び方1・・・解説が詳しい問題集を選ぶ
自分で問題集を学習していく際には、学習塾と違って教えてくれる人がいません。自分で答えを見て、何が間違ったかを解決していく必要があるのです。
ですから、解説が詳しくないと、問題集を理解することすらできません。
初心者にオススメなのは、「自由自在」という問題集です。この問題集は私が小学校のときからありますので、25年以上のロングセラーと言えますね。
基本問題から応用問題まで段階的に進められるのでたいへん理解しやすいです。

選び方2・・・3問に1問間違えるレベルの問題集を選ぶ
問題集を選ぶ際には簡単過ぎても、難し過ぎても不適切です。
簡単すぎる問題集は解ける問題ばかりが掲載されており、全く実力がつきません。
逆に難し過ぎる問題集は解けない問題ばかりなので、解説を理解するのも大変で、全然学習が進みません。
「3問に1問間違える」というレベルの問題集を選択すると、ちょうど良い効率で学習が進んでいくことでしょう。

選び方3・・・2色以上の色が使われている問題集である
これは私の経験なのですが、黒色の単色刷りの問題集は長く続けているとだんだん疲れてきます。
どこが重要なのかが分からず、ダラダラとした気分で学習を進めることになるので、勉強が面白くなくなってしまいます。
そのため、問題集を途中で挫折してしまったということも時々ありました。
2色以上の色で構成されている問題集の方が、学習の気分がよく、勉強が長続きすると思います。


中学受験の世界で勝ち抜くための問題集の使い方
学力アップのポイント

どんなに良い問題集を選んだとしても、それを正しく使うことができなければ学力を付けることができません。
そこで、中学受験で勝ち残るための問題集の使い方のポイントを3つほどご紹介させていただきます。

1つ目は、「同じ問題で2回間違わない」ということです。
問題を解いたときに間違ってしまったら、しっかりと解説を読み、「なぜ間違ったのか?」を検証する必要があります。
出題者が聞きたかったのはどういうことだったのか・・・解説を読みながらじっくりと見直す必要があるでしょう。
一度間違った問題は、徹底的に学習し、二度と間違わないようにマスターしてしまいましょう。

問題集の使い方・・・2つ目のポイントは「正解した問題を何回も解かない」ということです。
一度解いて正解した問題は、二度と見返す必要はありません。
なぜなら、正解しているわけですから、学ぶことが無いからです。
問題集を2回目に解く際には、前回間違った問題だけを解けばよいのです。
正解した問題を何度も解くことは、学力アップに結びつかないです。
前回解けた問題は、「次に解くべき問題のリスト」からしっかりと外してしまいましょう。

3つ目のポイントは、「無駄に長く考えない」ということです。
特に算数の問題に言えることですが、長く考えても答えが出ないものは出ないです。
5分くらい考えても解き方が思いつかない問題は、先に回答を見て、その内容をマスターした方が効率よく時間を使うことができます。
「自分で考えることで、思考力が養われる」という考え方の保護者の方もおられますが、それはテストの時だけで十分です。
中学受験の世界では、限られた時間で非常に多くのことを習得する必要がありますので、効率よく勉強を進めていく必要があります。


以上、中学受験に成功するための問題集の使い方について3つのポイントをご紹介させて頂きました。最初の1つのポイントは基本事項、後に挙げた2つのポイントは、特に学力に差がつく部分です。

勉強時間を増やすことも大切ですが、無駄な時間を削ることはそれ以上に大切かもしれません。
上記3つの「問題集の使い方のポイント」を意識するたけでも、ずいぶんと成果が変わってくると思いますので、試してみてください。

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