藤井先生からのメッセージ

親自身の被害者意識の克服

こんにちは、藤井です。

今回のひまわり特別会員コースでは、
私が子育てをしていた時に大切にしてきた考え方をお伝えしていきます。

私の長男は東大に、長女は医学部に進学しました。

二人ともそれぞれの個性があるのですが、
親である私と、二人の子供には共通点があります。

それは、

「被害者意識を持たない」

という点です。

これは私自身が強く意識していた部分ですので、
二人の子供にも、きちんと身につけてもらえたと思っています。

私にはコンプレックスがありました。

・誇れるような学歴がないこと
・誇れるようなスキルがないこと

などのコンプレックスを抱え、子育てがきちんとできるだろうか…

最初はとても不安でした。

加えて、私が住んでいる岡山は田舎のため、
信頼できる大手塾もないですし、中学受験をするご家庭も少なく、情報収集も大変でした。

ですが、私自身にこのようなコンプレックスがあった分、
子供には高いレベルを目指して欲しいという思いが強くなっていました。

そこで私は、自分自身に一つの課題を与えました。

それは、

「決して言い訳をしない」

ということです。

・自分に誇れるような学歴がないこと
・自分に誇れるようなスキルがないこと
・住んでいる環境が不利なこと

普通にしていたら、自分の現状に対して、どうしても言い訳をしたくなります。

でも、それでは何も変わりません。

子供には高いレベルを目指して欲しいので、
親である私が変わらないと、子供も私と同じようなコンプレックスを持ってしまいます。

私はこうして、「決して言い訳をしない」という課題を自分に与えました。

これは私に限らず、多くの親御さんも乗り越えなければいけない一つの壁だと思っています。

確かに私はコンプレックスがたくさんありましたが、
多くの親御さんも、それぞれのステージによる“現状の不満”があると思います。

「なんで私が…」
「こんなに頑張ってるのに…」

というような“自分が被害者である”という意識を持ってしまいがちです。
ですが、「自分が被害者」という意識を持っていると、目の前の現状から逃げる癖がついてしまいます。

目の前の困難な現状は、逃げたくなる気持ちはわかりますが、
“現状”には“将来”のヒントやチャンスがたくさん含まれています。

・自分に学歴がないのであれば、学歴以外で武器になるものはあるか?
・自分にスキルがないのであれば、頭を使ってカバーできないか?
・住んでいる環境が不利なのであれば、この環境でしかできないことはないか?

というように、より深く考えることができますし、
その結果、新しいアイデアが浮かんできます。

このように、

「現状から逃げずに、現状を受け入れる。」

これができるようになると、考え方や行動が大きく変わります。

「考える力」が培われる

親が被害者意識を克服できれば、我が子にもそれが受け継がれます。
特に子供の「考える力」が培われていきます。

小さい子供はまだまだ、他人のせいにしたり、環境のせいにしたり、
言い訳をしたりしてしまいがちです。

ですがその都度私は、

「ではどうしたら良いと思う?」
「それを解決するためには自分は何をしたら良いと思う?」

というように、自分自身で解決策を見出すように促していきました。

これを小さい頃から続けていると、
子供が困難な現状にあっても、子供自身が現状を受け入れ、自ら解決策を考える癖付けができるようになりました。

ですので、私のスタンスが二人の子供にも受け継がれていきました。
子供にとっても、被害者意識を持たないようになると、「考える力」が培われていきます。

親の姿を子供はよく見ていますし、すぐ真似します。
しかも、ネガティブなことほどよく真似してしまいます。

親の被害者意識が強いと、子供にそれが伝染してしまいます。
被害者意識が強いと、考える力を培うチャンスを奪うことになります。
ですので、被害者意識の克服は、多くの親御さんにとって最初に乗り越える壁だと思っています。

被害者意識の克服は、誰にでもできます。

「決して言い訳をしない」と、心に決め、行動していけば良いのです。

ただ、それをずっと一人で継続するのは大変ではあります。
私も何度もくじけそうになりました。

このような精神状態から、再度、奮起させるために手段として、
「新たな情報を入手する」というのがとても効果的です。

新しい情報を入手したことで、自分のアイデアの幅が広がり、考える余裕も生まれ、
ポジティブな思考ができるようになり、ネガティブな思考を忘れさせてくれます。

私の場合は当時、くじけそうになった時は、
その都度、書店などに行き、いろいろな新しい情報を集めて、知識を詰め込めて、
強引にでも、
“言い訳を考える暇がない”
”ネガティブなことを考える暇がない“
という状況を作っていました。

でも、自分からやみくもに新しい情報を集めようとしなくても、
定期的に、かつ、質の高い情報が入ってくる環境があれば、とても良いと思います。

そんな環境がまさに、今回の「ひまわり特別会員コース」です。

「こんな環境があったらな…」

と、当時の私が思っていたような理想の環境を作ることができました。
あなたにもきっと、ご満足いただけるような環境だと思っています。

ですのでまずは、

「決して言い訳をしない」

ということを、今、ここで決めてしまいましょう。
それを決めることができたら、きっとあなたは、ひまわり特別会員コースをうまく活用できると思います。
継続的に気持ちを安定させ、継続的に行動ができるようになるでしょう。

ぜひ、私たちと一緒に頑張っていきましょう。
あなたのご参加をお待ちしております。

藤井小百合先生プロフィール
藤井小百合

幼児教室ひまわり主任講師
お子さん2人を東大と医学部に合格させ、自らも幼児教育の専門家として岡山で幼児教室東大キッズを運営し、塾長を務めている。

私は子供を東大と医学部に合格させた経験をもとに、幼児教室ひまわりの主任講師としてカリキュラム作成や講義、保護者面談に参加させていただいております。また自身でも地元の岡山で幼児教室を営んでおります。
熊野先生のメルマガ読者の方は、子育て真最中の方が多いと思いますので、「子供を医者にする教育」に関しては、私は皆さまの少しだけ先輩になるのでしょうか。

子供の教育に関して、幼児期は黄金の時間と言えると思います。将来、頭の良い子に育つかどうかは、幼児期に親がどのように接するかが全てと言っても過言ではないと思います。
特別会員コースのなかでは、私自身、そして私と同じように子供を医学部や東大に合格させた母親が、実際に何をしてきたかを、あなたに分かりやすくお伝えしていきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。